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住まいがゴミ屋敷になってしまう真の原因は?

2017年4月24日

住まいがゴミ屋敷になってしまう真の原因は?

ゴミ屋敷やモノ屋敷をつくってしまう人には、多くの場合、片付けられない原因があります。それは発達障害であったり、抑うつ状態であったり、病気や体調不良だったりします。なかでも代表的な発達障害とはどういうメカニズムなのでしょうか。そして対策は?

片づけられないという特性

テレビのドキュメンタリーなどで面白おかしく取り上げられることも多いゴミ屋敷ですが、実は病気や発達障害など、心理的な要因が原因となっていることも多いと考えられています。室内を片付けられないという現象は、単なる怠け心や面倒くさがりのせいで起きているのではなく、本人にとってはやむをえぬ原因がある場合が多いのです。

発達障害
ADD(注意欠陥障害)やADHD(注意欠陥多動性障害)は、障害の現れ方に個人差があるものの、おおむね不注意、落ち着きがない、衝動的な言動などの特徴があります。また、ものごとの優先順位をうまくつけられないことが多いため、片付けが苦手でゴミ屋敷やモノ屋敷をつくりやすいといわれています。

抑うつ状態
俗にいう「落ち込んだ」状態をいいます。憂鬱な気分になり、精神的あるいは肉体的活動を嫌っている状態になるので、日常のなかで普通にこなしていることができなくなります。片付けや掃除に手がつかない状態が続くと、ゴミ屋敷のきっかけになります。

病気や体調不良
病気や体調不良が長期にわたって続いた場合も、室内がゴミ屋敷になる可能性があります。特に一人暮らしの場合は注意が必要です。また加齢による不調を抱えた高齢者の場合も同様です。これらの原因によるゴミ屋敷では、本人を責めることはできません。

発達障害は神経的な特性

「発達障害に気づかない大人たち」(星野仁彦著/祥伝社新書/2010年初版)という本では、ADHDの人の片付けや整理整頓ができない特性について、以下のように言及しています。

“片づけられず、忘れ物が多いというのは、大人のADHDに必ずと言っていいほど現れる、極めて出現頻度の高い症状です。これは大人のADHDの基本症状である不注意と密接に関連しますが、近年、注目されているのは「記憶障害」、なかでも「ワーキングメモリ(作業記憶)」や「手続き記憶」との関係です。(中略)大人の発達障害者は、よく「本業はできるのに雑務ができない」、「仕事はできても家事ができない」と言われますが、それは不注意傾向とともに、記憶障害があって、①雑多な用事の優先順位をつけ、②先を読んで手順を考え、③やりかけの仕事を最後まで続けて完成させる、という一連の作業を段取りよくできないからです。片づけられず、忘れ物が多いというのは、まさにその結果なのです。”

そして本人が発達障害と気づいていないケースもたくさんあるようです。ゴミ屋敷やモノ屋敷をつくってしまう人は、こうした特性を持っていることを理解しておきたいものです。

片づけられない事実を個性として受け入れる

「『片づけられない』!『間に合わない!』がなくなる本」(司馬理英子著/大和出版/2010年初版)という書籍で、医学博士である著者は“片づけベタは「性格」ではなく「脳のクセ」”として、“あなたが片づけベタなのは、決してあなたにやる気がないせいじゃない。性格のせいでもなければ、もちろん病気だからでもありません。「不注意」も、「多動性」も「衝動性」も、実は脳のクセなのです。そもそも、ADHDタイプは、行動や作業をするときに必要な「ワーキング・メモリー」と呼ばれる、脳のなかの「記憶のお盆」が小さいといわれています。”と述べています。

ゴミ屋敷やモノ屋敷をつくってしまうのは、脳のクセ。そう考えると、すこし気持ちが救われるのではないでしょうか。自分のだらしなさや怠け心が原因だと思って自分を責めている人は、まず「何々せねばならない」とか「何々すべき」という義務感や強迫観念を捨て、気が向いたときに片付けを楽しむくらいの気持ちになれば希望が見えてきます。発達障害の傾向にある人がゴミ屋敷やモノ屋敷の呪縛から解放されるためには、片づけられないのは脳のクセが原因だと理解し、自分の特性を受け入れることがスタート地点になります。

ゴミ屋敷、モノ屋敷の解消をどう進めるか

では、現実にゴミ屋敷やモノ屋敷をつくらないために、どういう習慣をつければよいのでしょうか。生活空間を片付けるための出発点は簡単です。
(1)持ち物の置き場所を決めること
(2)使ったら決めた場所に戻すこと
ただそれだけです。すべてはここからはじまります。最初のうちは大雑把でも構わないので、とにかく持ち物に住所を与えることが大事です。たとえば「文房具はこの引き出し」、「食器は台所の棚」、「重要書類はこのファイル」といった具合に持ち物の住所が決まれば、とりあえず住まいに秩序ができます。それを定着させていけば自然に部屋は整理整頓され、住みやすい環境になってきます。

とはいっても、すでに住まいがゴミ屋敷やモノ屋敷になってしまっている場合は、その現状をまず何とかしなくてはなりません。室内を一度リセットする際は、私たちネクストのような信頼できる整理整頓の専門業者に相談してみることをおすすめします。きっと気分一新、ゼロからスタートできるはずです。

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